2022年06月

白山吹 白 実+黒 (2)

 

 おう新しい実が成っとる!!

 去年の実も黒いまま残っとる!!

 

白山吹 白 実+黒 (1)

 この黒い実が甘ければ狸の儂が頂くのじゃが!!

 甘くないのじゃ!!

 

白山吹 白 実+黒 (3)


 花は白で美しいが、狸の儂としては、

         花より、甘い実が良いのう!!

  花より団子じゃ!!

 

 しかし、花が過ぎると、気が付かん内に実になっとる!!

 気が付かんものじゃのう!!

 

 「 おう、狸殿、よい所に気が付いたのう・・」

 「 人は、景色が目には入っても気付かんことが多い・・」

 

「 “ 見る・ ” 観る・“ 看る ”は違うのじゃ・・」

 

見る・・目にとめる。

観る・・み比べる

看る・・見守る

 

 「 色々と見方には有ると言うことじゃ・・」

 

狸の儂はよう分らん???

 

「 分からんでも、気付けばよいのじゃ・・」

「 狸殿も、人間らしくなってきたのう・・」

 

うんにゃあ、儂は狸のままで十分じゃ!!

 

 

 

 

 紫陽花が咲いたわ!!


紫陽花 花変遷 (3)

紫陽花 花変遷 (2)


 一日一日変わりよる!!

 

紫陽花 花蕾 (1)

紫陽花 花変遷 (6)


 子供が大人になるように!!

 

紫陽花 花変遷 (5)



 それも彩を添えて!!

 

紫陽花 花変遷 (4)


 変化は自然が一番ジャ!!

 人工の美は、直ぐに飽きる!!

 

 最近、人間の社会では身体に手を入れて、

美を求めておる??

 

 人間の社会の言葉じゃが、

 “ 美人は三日 ”と言う言葉が有る!!

 

 外見が良くても、日常になると何も感じなくなる。

 それよりも、内面の知性・優しさ・気配りが、

           その人の存在を高める、と!!

 

 今は、外見のみ求める時代になった!!

 内面が分かる人、いや、狸にならないかん!!!!!

 

 儂も反省して、外見を求めず、

狸の彼女の知性・優しさ・気配りを見出そう!!!!!

 

 

 

 


ばら 紅花 (1)


  おう、裏庭に赤い花が咲いとる。

この前、匂いを嗅ごうと思ったが、

鼻に棘が刺さった!!

 

和尚に聞いたら、バラじゃった!!

何で棘が有るのかと聞いたが、

“ 美しいものには棘が有る ”と言われた!!

 

ばら 紅花 (2)



 この前、“ 蟻通し ”の事を聞いた時は、

そう言わなんだ!!

 “ 蟻通し が可哀想じゃ!!

 

 じゃが、棘が有ってもこのバラは艶やかじゃ!!

 まあ、素直に目に留まるものを愛でようか!!

 

 

 


 和尚が毎日同じ所を必ず掃いとるなあ?

 一度掃いたら、2~3日は綺麗なのに!!

 

 狸の儂じゃったら、手を抜くし、ずるしたいのに!!

 

 和尚、ご苦労さん。

 

 「 おう、狸殿・・」

 「 お早うさん・・」

 

 掃除が大変じゃのう!!

 毎日、パラパラ落ち葉が散りおるのう!!


木斛 葉っぱ新芽 古い葉っぱ (1)

 

 「 そうじゃ、これは木斛と言って、

庭木には外せない木じゃ・・」

 「 じゃが問題は、葉っぱが入れ替わる時に、

             徐々に落葉となるのじゃ・・」

 

木斛 葉っぱ新芽 古い葉っぱ (4)
 

 それで、掃除が大変なのじゃなあ!!

 

 「 それと庭木として植えてあるが、

あっちこっちに枝が伸びて、行儀は悪いのじゃ・・」

 「 じゃて、植木刈りも大変なんじゃ・・」

 

木斛 葉っぱ新芽 古い葉っぱ (3)



 そんな木は切ってしまいいなあ!!

 狸の儂が主人じゃたら、直ぐに切るわな!!

 

 掃除する時間、剪定の時間を、昼寝に充てるわな!!

 

 「 まあ、それも一案じゃが、

この木斛が無いと庭の釣り合いが取れん・・」

 

 さよか、和尚に任すわ!!

 儂ゃ、昼寝するわ!!           

 

 可愛い花が咲いとる!!

 池の縁の座禅石の横に!!

 

座禅石 白花 (1)


 小さい花が、沢山付いとる。

 可愛いのう!!

 

座禅石 白花 (2)

 大きく、艶やかな花が褒められるが。

 この花の様に、少し隠れるように咲く花も好いわ!!

 

座禅石 白花 (3)


 遠くから見ると目立たないが、

 近づくと、可憐さが目に留まる!!

 

 花も好いものじゃ!!

 

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