2022年05月


 ほんまに春になったのう。

 つつじが咲きだした!!


つつじ 花紅 (1)

 

 赤のつつじが咲きだした。

 色が冴えるのう!!

 

 今までは、白の花が多かったが、

 段々色とりどりになるのう。


つつじ 花紅 (2)



 虫も増えてくるので、色を鮮やかにし、

 虫に蜜をあたえておるのかのう!!

 

つつじ 花紅 (3)



 そう言えば、黄色の蝶々からモンシロチョウ。

 この前は、アゲハが飛んでいた。

 

 もっと、もっと飛び交うと良いのにのう。

 昔は、日向ぼっこをしていると、

鼻先に停まったものじゃ!!

 

 少しづつ天候不順で、虫が少なくなっておるが、

 南方の、刺す虫が増えて来た。

 

 困ったものじゃ!!!!!

 

 

 

 


 

 正月のお鏡さんの飾りに使う杠。

 今頃、花を付けるのか!!

 

杠 花 (3)



 花も咲いておる。

 余り綺麗では無いが、どの木もどの木も、

           春じゃて、花を付けよる!!

杠 花 (2)



 

 地味じゃで、目に付かぬが、

矢張り見てやらな可哀想じゃ。

杠 花 (1)




 黄色い葉っぱも伸び始めておる!!

 


 

 裏庭に、上品な白い花が御座る。

 一輪の小さな花が、そこここに!!

 

白山吹 (2)



 葉っぱも結構、上品じゃ。

 何で、こんな裏庭に有るのじゃ??

 

 上品じゃて、お客様に見せたらよいのに??

 人が来ない、裏庭の柿の木の下で、

また、漆小屋の横に植えてあるのじゃ??


白山吹 (1)

 

 「 それはなあ、前の和尚が好きでなあ・・」

 「 裏手では有るが、

ひっそりと咲いているのが好きだったのじゃ・・」

 

 「 何でもそうじゃが、

隠れて咲くことで光ることもある・・」

 「 人の社会でも、人の目に付かないところで、

     黙々と仕事に精を出して御座る方が居る・・」

 

 「 何の能力もないのに、

人前に出るのが好きな輩も多い・・」

 

「 単に居るだけなのに、

人に認めてもらっていると、満足感を充足する輩も・・」

 

 「 本来は認めてもらうと言うことは、

  黙ってすることはすることじゃが、勘違いする・・」

 

 和尚、もしかして狸の儂の事を言っとるのか??

     狸の儂は、人間社会によく出とるからか??

 

 「 いやいや、狸殿は、

儂をいつも助けてくれておるから、感謝!感謝!・・」

 

 うむ、それならば納得じゃ!!!

 

 

 


 

 和尚が造っておる裏の花道に白い花が咲いておる。

 この前は、沈丁花の三姉妹が白い花を付けていたが、

        もう、花は散って枝を伸ばし始めた

 

 その横に、何や、小さい花の塊が、

毬の半分の大きさでかたまっておる。

 

小手毬 (1)


    

 和尚、この半球の花は何じゃ??

 

 「 これはなあ、小手毬と言う花じゃ・・

 「 これに対し、大手毬と言うのも有る・・」

 

 手毬やと、蹴ってもええんかいなあ??

 

小手毬 (2)



 「 阿保か、蹴ったら枯れるがなあ・・」

 「 球体の様に丸いので、

手毬と名付けられてるのじゃ・・」

 

「 名付けるのは、同一の形をしてなくても、

   よく似ていればその名前を借りるのじゃ・・」

 

「 狸のお主も、人間の様じゃて、

          “ お人狸 “と名付けようか・・」

 

いやいや、“ 狸殿 ”で結構。

『 殿 』が付いとるからのう!!!

 


 

 門を入ると直ぐに花が迎えてくれる!!


つつじ 門より花 (3)

 

 霧島つつじと道の生け垣のつつじじゃ!!

 

つつじ 門より花


 中々良いものじゃ。

 狸の儂は、山門の扉を開けて、中に入れんが!!

 

つつじ 門より花 (1)


 山門の谷川の隙間から入ると、

少し遠目じゃが目に入る!!

 

 遠目でも綺麗なもんじゃ!!

 

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