2022年04月

 

 門を入ると、真ん中の生け込みの中に白い花が御座る。

どうだんつつじ 花白 (1)
 


白い釣り鐘の様な形をしとるが、

 小さい小さい鐘じゃ!!

 

どうだんつつじ 花白 (2)



 刈り込みがしてある木に、一杯ぶら下がっておる!!

 

 変った木の花じゃが、面白いものじゃ!!

 

どうだんつつじ 花白 (3)



 これもつつじと言うそうじゃ。

 「どうだんつつじ」と言う!!

 

 この葉っぱが秋にには紅葉し、赤くなる。

 和尚に言わすと、昔は真っ赤になったが、

最近の温暖化で、色が悪いらしい!!

 

 しかし、春のお迎えには満足じゃ!!

 

 

 

 夏になりかけじゃのう。 

 この2~3日は曇りが多いが。

 

 暑い日は25度、26度になりよる。

 寒いのも嫌じゃが、暑いのも嫌じゃ。

 

 人間は忙しいのか、暑いのに無理をしよる。

 暑くなったら、汗をかけばいいのに。

 

 クーラーを掛けて、室内に籠りよる。

 敢えて、汗をかくと、汗が体の熱を発散し楽になるのに。

 

 化粧が乱れる!!

 汗臭さで嫌われる!!

 

 一番怖い熱中症を無視しよる。

 じゃが、暑くなると落ち葉の中から必ず時を感じ芽が出る。


半夏生 新芽 (1)

 

 流石!!

 『 半夏生 』


半夏生 新芽 (2)

 

 夏には、また美しく化粧をするのかやえ!!

 


  武蔵鐙の花が咲いたわい。

 色鮮やかで、綺麗とは言えぬが。

 

武蔵鐙 花4/11 (1)



 おもしろいものじゃ!!

 何で鐙(あぶみ)と言うんじゃ??

 

「 おう、狸殿・・お早うさん」

 

 「 どうじゃ・・何かに似てないか・・」

 「 狸殿は、見たこと無いかもしれぬが・・」

 

武蔵鐙 花4/24 (1)




 「 乗馬の際、馬の上に乗ると、脚の置き所が要る・・」

 「 その際に、

馬の横腹に付けた足置き場の装具に似ておる・・」

 

「 それで名づけられたのじゃ・・」

 

さよか。狸の儂の目じゃと、

猫が人間の商売の世界に進出しておる。

 招き猫じゃ!!

 

 「いらっしゃい!!」

 「毎度おおきに!!」


武蔵鐙 花4/24 (2)


 

 招き猫じゃ。

上に揚げた手のようじゃ、手首のようじゃあ!!

招き猫の揚げた手を180度回転さす!!

 

狸の儂が名付け親じゃったら、

“ 招き猫 ”と名付けるがのう!! 

 

 

 


 

 池の石橋を渡る時に、大きい大木が邪魔じゃ!!

 和尚に、切ってくれと頼んだが、

           「 阿保か・・」 と言われた。

山桃 花 (4)
 

 確かにのう、200年も御座る山桃の大木じゃ。

 中々重みのある木である。

 

 和尚も、落ち葉が半端でなく、

池に落ちた落ち葉を、毎年池から浚えておる。

 

 和尚も、“ ふうふう”言いながら重労働をしておるが、

              切ろうとは言わんなあ!!

 

 庭に大木が有ると、やはり風格を感じるのう!!

その山桃に花が咲いたわ!!

山桃 花 (3)


 

落ちた実を、いつも頂いておるが、色気のない花じゃ!!

まあ、甘い実がいつもようけ有るので、切るのはいかん!!

 

狸の食料が亡くなる!!

即宗院での狸の食料の自給率を高めないかん!!

 

いつどこで、戦争が始まるや分からんからのう!!

 

 

 


 

 おや、落ち葉の中に、花芽が御座る。

 それも、樫や椎の落葉と、杉の落ち葉の中に!!


シャガ蕾 (3)

 

 茎が、落ち葉の中から伸びとる。

 その茎から、花芽の付いた茎が出ておる。

 

 その茎には、花芽がようけ付いとる。

 おう、花が一輪咲いたわ!!


シャガ (1)

 

 次の花は、その下の蕾が花を順番に咲かすのか!!

 白無垢で、なかなか瀟洒な感じじゃ!!

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