2022年03月

のご案内 (令和4年予定)

     ―― 智 慧( 人間力 )を求めて!――

                            

採薪亭とは、「 薪(まき) 」を「 採る 」。その薪を燃やすことによって
「炎(熱と光)」得ると言う意味です。新たな方法を入手し、
「智慧(人間力)」を持つことになります。
この「智慧(人間力)」が貴方に「
新しい次元の世界 」を開きます。
お友達もお誘い合わせのうえお運び下さい。

 

4月 3日  長谷川岳史氏 龍谷大学 教授

      「頭の中の解剖(簡単な 唯識) 

 

5月 8日  桐野作人氏  作家
       「 小説の中の人物

 

9月25日  演奏会(3000円)12時30分~

男性カルテット THE WILD ROVERS(同志社グリーOB)

       ミュージカルやスタンダード曲より

 

10月23日 佐々木日嘉里 花園大学非常勤講師

        「建築秘境探検」―禅宗建物のおもしろさ=懸魚=―

 

12日18日 佐々木閑師  花園大学国際禅学科 教授
       「 釈迦の言葉から得る現代を生きる糧

 

開催時間  各日 日曜日  PM1:30 ~ 3:00
                  (講演終了後茶話会があります。)

開催場所  臥雲山即宗院 (〒6050981 京都市東山区本町15丁目813番地)

    JR奈良線・京阪本線 東福寺下車 南東方向 徒歩10分 

大本山東福寺寺務所(方丈)裏 ・ 
                 国宝龍吟庵 隣

費 用   各1000円 (演奏会は3000円)   

申込・確認 申込・開催確認は電話で御連絡下さい。  
          (特に、茶話会の用意の関係で出欠は御連絡下さい。)

         (TEL・FAX 075-561-9200)  以上

赤椿 雪帽子 (1)

 

 春になったが、この前の雪の夢を見た!!

 大雪では無く、薄雪の夢じゃった!!

 

 大雪じゃと、周りが真っ白で何もかも隠れるが、

 薄雪じゃと、案外風情のある風景が有ったのう!!

 

 花と実と枝の、美のバランスが最高じゃった!!

 何か写真を見ているような気持になる!!

 

 淡い黄色の蝋梅の花の上の枝の雪!!

冬雪景色 (21)


 

 万作の雪

万作花 雪帽子


 



 

 おや、玄関に、黄色の花が有るわ!!

レンギョウ 玄関花 (1)



 玄関の手水鉢の横に、蛙さんの横に!!


レンギョウ 玄関花 (2)

 

 鮮やかな黄色じゃ!!

 花見をするにはちょっと小さい鉢植えじゃ!!

 

 和尚に、御酒を強請るには、

ちと侘しいし晴れやかさが少ない!!  

 

 まあ通りすがりに見ておくだけにしようか!!

 

 しかし、春はそこいらに花が咲くのう!!

 

 


 

 ひょう!!

 山門の横に、黄色い花が咲いたわ!!

サンシュウ黄花 (2)



 中々、淡い花じゃ!!

 サンシュウと言っておったかなあ!!

 

サンシュウ花黄色 (4)



 この暖かさじゃと、直ぐに散るが、

これも春、はるじゃ!!

 

 

 

 和尚、何をしちょる??

 竹の棒を切って、1m強の長さにしとるのう~!!


竹箒 (1)

 その竹に、ドリルで穴を空けて、何しちょる??
 

竹箒 (2)



 その竹の笹、軸は何じゃ??

 少し長いのと、短いのん??

 

 何を作る気じゃ??

 

 うんにゃあ??

針金も置いてあるが??

 

「 おう、狸殿・・」

「 見ておれば、いずれ分かる・・」

 

「 説明しとると長なるで、見てて??」

 

竹に穴を空けて、爪楊枝の様な竹の軸を差し込んだ!!

 それに竹の短い軸を巻き付け、針金で固定しておる!!


竹箒 (3)


 

 少し短い竹の軸を満遍なく巻いとるなあ!!

 それに少し長く太い竹の軸を、巻いとる!!

 

 それを更に針金を巻いて、力強く閉めとる!!

 成程、こうして竹箒を作るのか!!


竹箒 (4)

 

 1時間程で出来るのじゃなあ!!

 

 「 いやいや、この前仕事が、実は大変なのじゃ・・」

 「 この竹の枝、所謂、軸を作るのが大変なのじゃ・・」

 

 「 これは、10数年前に作って、寝さしたものじゃ・・」

 「 竹藪から、竹を切り出して、枝を払い、

 それを寝かして、水を上から掛けて、シートで覆うのじゃ・・」

 

 「 一週間に一度シートを外し、水を掛け又シートで覆う・・」

 「 そうすると、3ケ月で竹の葉っぱが軸から落ち、

                     軸だけになる・・」

 

 「 その軸を日陰で陰干しにして、1年・・」

 「 更に、その乾いた軸を、

納屋で寝さしたものが今の軸じゃ・・」

 

 「 上等な竹箒は、本来はこうの様に作るのじゃ・・」

 「 陰干しだけで、最短数年じゃ・・」

 「 竹のしなりや、強さは、最高で掃く時に分かる・・」

 

 「 軽いが、よく掃けて、綺麗になる・・」

 「 ホームセンターの竹箒は、重く、見た目はすごいが、

                直ぐに掃けなくなる・・」

 

 左様か、狸の儂は見てるだけで、

落ち葉を掃くのは、和尚に任すは!!

 

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