団扇の花が咲いたわい!!

 儂が、夏に暑いので。いつも団扇にしておるものじゃ!!

 

 自然の中には便利なものが有る!!

 人間社会ではクーラーや扇風機が御座る!!


八つ手 葉っぱ・花 (7)

 

 その昔は、扇子や団扇であった!!

 又、蚊帳を作り、

自然の風を更に涼しくする方法を考えておった!!

 

 その以前は、

棕櫚の葉っぱを編んで団扇の代わりにしておった!!

 

 確かに八つ手は、葉っぱが柔らかいので、風は少ない!!

 棕櫚の葉っぱを狸の儂も使いたいが、

木の一番上にだけ葉っぱがあるある!!

 

 儂らは木に登れんからなあ!!

 登れても人間の様に、

葉っぱを器用に編めんからのう!!

 

 じゃが八つ手すぐに手に入る。

いくら葉っぱを団扇に使っても、

翌年はようけい新芽が出て葉っぱを付けよる!!

 

八つ手 葉っぱ (1)


 それも、この花が咲くからじゃ!!


八つ手 花 (3)

 

面白い木じゃ!!

 

 

 おやあ!!

 和尚久し振りじゃのう!!

 

 「 おう、狸殿。

久し振りじゃのう・・」

 

和尚、どこかへ出張であったかえ??

掃除もしとらな、姿も見えんで。少し心配しておったぞえ!!

 

「 それはそれは心配かけたのう・・」

「 実際、調子が悪くて、掃除も、何もかもしてなんだ・・」

 

何でじゃあ??

掃除や、植木刈りや、まして新聞も裏へ取りに行かなんだ??

 

よっぽど調子が悪かったのか??

和尚にすれば、大いに珍しい!!

 

「 そうじゃ・・儂にすれば珍しい・・」

「 風邪や、ちょっとした怪我なら、気にせず仕事をするが・・」

 

「 今回は、少し呂律が廻らず・・」

「 左足の踏ん張りがきかず、蹈鞴を踏むので慎重になった・・」

 

「 昔発症した脳梗塞かなあ? と心配になってなあ・・」

「 自宅安静と仕事禁止を住職から言われてなあ・・」

 

「 2週間安静じゃった・・」

「 結果、元に戻り、今では以前と変わらずじゃあ・・」

 

  和尚、気を付けや!!

  和尚も歳やからなあ !!

 

 「 へえ、すんまへん・・」

 「 狸殿、ノンビリする方法を教えておくれやす・・・・」

 

 まかしとき!!!!!

 お日さんが照ったら、日向ぼっこで昼寝!!

 雨が降ったら、お家で昼寝!!

 

 これが一番!!

 

 「 へい・・ ほんのちょっと見習いまっさあ・・・・」

 


 おんや!!

 金木犀の他にも金とは言わないが、黄色い花が有る!!

 

 こりゃ何じゃ?? 案外大きそうで、小さい花じゃ??

 

 同じようなもので、大きいものがあったが??

              何処でじゃったかのう??

 

 おうそうじゃ!!

 和尚のお客様が来られて、

お料理が振舞われた時にでたゴミからじゃ!!

 

 たしか!! 精進料理であった!!

  たしか、和尚に聞くと、菊の花の天ぷらと聞いた!!

 

 お客様の食べ残しで、

生ごみとして裏の畑に棄ててあった!!

 

 こんな上等なものを捨てるのかと、和尚に申したら!!

 お客様の食べ残しじゃて、

又、皆が話をしていたので捨てざるを得ない、と言っておった!!

 

 捨ててもらったから、儂が食べられて、

               覚えておったのじゃ!!

 

 で、よく似たこれは、菊か??

            いいや、小さいから小菊か!!

小菊 花 黄紅紫 (1)


 

 和尚、天ぷらを揚げてくれんかのう??

 

 もう一つの黄色い花は??  何じゃろか??

 

 和尚?? あの黄色い花は何じゃ??

つわぶき 花 西郷道 (5)

 

 「 あああれか、あれはツワブキと言う花じゃ・・」

 「 丁度、晩秋から初冬にかけて花が咲き、

     最後は、タンポポの様な種が出来よる・・」

 

 和尚は食べたことが有るのか??

  「 うんにゃあ・・ 食べたことは無いのう・・」

 

 「 見た目でも美味そうでも無いし、

 精進料理でも今まで出されたことは無いからのう・・」

 

 「 余り、食欲も高まらんわい・・」

 「 狸殿、お主が食して、味を教えてくれんかえ・・」

 

 「 但し、腹を痛めるなよ・・・・」

 

 へい、止めときまっさ!!

 儂ら狸の社会でも、まだ食べんさかいのう!!

 

 

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